メールサーバーの構築

メールサーバーの構築は従来の方式に比べて格段に簡単になってきています。もともとSendmailなどを利用している場合が多かったのですが、Postfixなどの扱いやすいアプリケーションが登場したことで設定が簡略化されてきています。また、Linuxなどでは標準搭載されていることが多いので設定するだけですぐに運用できるのも嬉しいところです。メールサーバーの構築では2つのことを注意します。

1つはドメインについてです。マルチドメインが使える場合でも自前にDNSも構成する場合は注意したいところです。ドメインは運用をきちんと確認してからメールサーバーの設定に入ることをオススメします。外部からのやり取りが必要になりますので問題が起きたときに区分けがしっかりできません。

2つめは設定についてです。簡略化されてきたとはいえ、各種知識がないとメールが間違って運用される事となります。また、メールのやり取りだけではなく、ウイルス対策やアーカイブ対策などの各種ソフトウエアを並行して動かす場合も多くなっています。そのため、ハードウエア選定も重要です。

メールサーバーだけであればかなり低スペックな機種でも十分なのですが、ウイルス対策やアーカイブ対策もする場合はメモリもCPUもハイスペックなものが必要なケースが多いです。送受信する度にチェックが入りますのである程度スペックがないとクライアントからの利用に支障が出やすいです。

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